【落とし穴】AGA治療費は医療費控除にならない理由と、例外になるケース

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AGA治療費は、医療費控除の対象外です。

確定申告のたびに「もしかして戻ってくるのでは」と期待してしまう人も多いテーマなので、まずは理由から見ていきます。

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AGA治療費が医療費控除の対象外になる理由

医療費控除は、「医師等による診療または治療」の対価に対して認められる制度です。

国税庁のタックスアンサーでは、対象とならない費用について次のように説明されています。

Information

「疲れを癒す、体調を整えるといった治療に直接関係のないものは含まれません。」
「ビタミン剤などの病気の予防や健康増進のために用いられる医薬品の購入代金は医療費となりません。」

参考:国税庁「No.1122 医療費控除の対象となる医療費

ちなみに医療費控除そのものは、年間10万円を超えた医療費があれば申請できる制度です。

AGA治療薬を複数併用すると月1万円前後かかることもあるので、
「1年通えば10万円を超える。控除できるはず」と考える人が多いのも無理はありません。

ただしこの「10万円ルール」は、あくまで対象となる医療費の中での話です。

AGA治療費自体が対象に含まれていない以上、いくら払っても控除額の計算には入ってきません。

AGA(男性型脱毛症)による薄毛は、命に関わる病気でも、体の機能に支障が出る症状でもありません。

そのため税務上は「治療」ではなく「容姿を変えるための美容目的の自由診療」という扱いになります。

実際、AGA治療薬の処方を行うクリニック自身も、同様の説明をしています。

Information

「AGA治療は美容目的の自由診療であるため、方法や手術の有無に関わらず、基本的にすべて医療費控除の対象外と考えて良いでしょう。」

参考:銀座総合美容クリニック「AGA治療は健康保険や医療費控除の対象?適用されるケースとは

例外的に医療費控除の対象になるケース

薄毛の原因が「AGA」ではなく、別の病気や体の不調にある場合は、話が変わってきます。

Information

「自己免疫疾患の一種である円形脱毛症や、脂漏性皮膚炎など体の不調によって引き起こされる場合は、保険適用および医療費控除の対象となります。」

参考:レバクリ「AGA治療で医療費控除は受けられる?費用を抑える方法も解説

つまり判断の分かれ目は、「見た目を変えたいから」ではなく「病気を治療するために必要だから」と言えるかどうかです。

実はこの境界線、税理士の間でも意見が分かれるところです。

ある税理士事務所のコラムでは、肯定派・否定派それぞれの考え方をこう紹介しています。

肯定派の主張
「AGA治療は若年性脱毛症、壮年性脱毛症というりっぱな病名のついた病気の治療だから当然医療費控除できる。」

否定派の主張
「AGA治療というのはある意味美容整形と同じで禿げていたって何か身体に影響があるわけでない。それ病気といえないから医療費控除もダメ。」

そのうえで、実務上の結論としてはこう釘を刺しています。

Information

「ハゲは仕事上や見た目でマイナスなので」「将来禿げたくないので今のうちから予防したい」という理由ですと医療費控除はそもそも出来ません。

参考:鹿児島の税理士事務所「AGA治療(ハゲ治療)費は確定申告で医療費控除できるのか?

病名がついているかどうかより、「見た目のコンプレックス解消」という動機かで判断されている、ということです。

Warning

円形脱毛症などの診断を受けて申告する場合も、自己判断は禁物です。「診断書や処方箋など、治療目的を裏づける書類の保管が重要になるでしょう」とされており、領収書だけでなく治療目的を示す書類も残しておく必要があります。診断名がついている場合は、確定申告の前に一度税務署や税理士に相談しましょう。

控除が使えないなら、費用を抑える方法を考える

多くの人にとって、医療費控除で節税するという道は残念ながら現実的ではありません。

だとすれば、発想を変えて「そもそもの支出を抑える」方向で考えた方が早いです。

具体的には、次のような方法があります。

  • クリニック処方のジェネリック医薬品に切り替える(先発品と主成分・効能は同等)
  • オンライン診療を選び、通院の交通費・移動時間を削減する
  • 診料・再診料が安い、または無料カウンセリングのあるクリニックを選ぶ

控除という「後から戻ってくるお金」を当てにするより、最初から支出そのものを小さくする方が、確実で早い節約になります。

Information

AGA治療は自由診療(保険適用外)です。
治療薬の費用は、フィナステリド単剤で月額3,000円台〜、複数の薬剤を併用すると月額約1万円〜が目安です。
実際の金額はクリニックやプランによって異なるため、カウンセリング時にご確認ください。

管理人
管理人

まずは無料カウンセリングで、自分の場合いくらかかりそうか聞いてみるのが一番早いですよ。

まとめ

AGA治療費は、原則として医療費控除の対象外です。

「美容目的の自由診療」という扱いになるためで、これはクリニック側も認めている事実です。

例外は、円形脱毛症など別の病気が原因と診断された場合に限られます。

控除をあてにするより、ジェネリック医薬品・オンライン診療・無料カウンセリングを使って最初から費用を抑える方向で考えましょう。

管理人
管理人

このサイトではAGAについての様々な知識を記事にしています。
ぜひ参考にしてください。

参考記事

参考:国税庁「No.1122 医療費控除の対象となる医療費
参考:銀座総合美容クリニック「AGA治療は健康保険や医療費控除の対象?適用されるケースとは
参考:レバクリ「AGA治療で医療費控除は受けられる?費用を抑える方法も解説
参考:鹿児島の税理士事務所「AGA治療(ハゲ治療)費は確定申告で医療費控除できるのか?
参考:Your Doctor Media「AGA治療費は医療費控除の対象になる?例外ケースと節税の代替策

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