【偽物・救済制度なし】AGA薬を個人輸入は危険?安さのリスクと安全な選択

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AGA治療薬の個人輸入は、確かに安いことが多いです。

ただし、偽造薬が混ざっている可能性健康被害が起きても公的な救済制度が使えないという見過ごせないリスクがあります。

「安いから危ない」という単純な話ではなく、安さとリスクは別軸として両方有りうるということです。

この記事ではAGA治療薬の個人輸入は是か非か見ていこうと思います。

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なぜ個人輸入は安いのか

個人輸入代行サイトは、医師の診察を挟まず海外の製薬会社やジェネリックメーカーから直接仕入れた薬を販売しています。

オオサカ堂のような大手の個人輸入代行サイトが有名で、実際に「安く手に入る」という理由で利用を検討する人は少なくありません。

クリニックで薬を受け取るまでには、診察・処方箋の発行・薬剤師による調剤・品質検査済みの流通ルートといった、いくつもの工程を経ています。

個人輸入は、これらの工程をすべて省略し、海外の販売サイトから直接自宅に届く形です。

クリニックで処方を受ける場合にかかる、次のようなコストが個人輸入では発生しません。

  • 医師の診察料・処方管理料
  • 国内での品質検査・流通コスト
  • 薬剤師による調剤・服薬指導

逆に言えば、これらのコストは安全性を担保するための費用でもあります。

加えて、個人輸入で扱われる薬の多くは、インドや東南アジアなど製造コストの安い国で作られたジェネリック医薬品です。

人件費・原材料費の違いに加え、為替レートの影響も受けるため、同じ成分の薬でも国によって販売価格に大きな開きが出ます。

個人輸入が安いのは、単に中間コストが無いからだけでなく、この安全確認の工程そのものを飛ばし、製造コストの安い国から直接仕入れているから、とも言えます。

個人輸入のリスク

まず前提として、個人が自分で使う範囲であれば、医薬品の個人輸入自体は違法ではありません。

問題は合法・違法ではなく、品質と安全性が保証されていないという点にあります。

偽造薬が混ざっている可能性

個人輸入で入手できる医薬品全般について製薬会社の合同調査では、ED治療薬やダイエット薬を中心に、およそ4割が偽造医薬品だったという報告があります。

AGA治療薬も同じ個人輸入ルート・同じ販売サイトで扱われているため、この数字は無関係ではありません。

実際に報告されている偽造薬には、次のような事例があります。

  • 先発医薬品よりも多量の成分が検出された
  • 本来使用されるはずのない成分が混入していた
  • 国内では認可されていない成分が含まれていた

見た目はパッケージも錠剤も本物とほとんど区別がつかないケースが多く、届いた薬を見ただけで偽物かどうかを判断するのは、専門家でも困難です。

上記3つの事例は、それぞれ危険の種類が違います。

  • 成分量が多すぎれば
    想定以上に副作用が強く出るおそれがあります。
  • 想定外の成分が混じっていれば
    アレルギー反応や、AGA治療とは無関係の健康被害につながりかねません。
  • 無承認無許可の成分は
    そもそも安全性が確認されていないため、どんな影響が出るか予測すらできません。

そして「効果が弱い」で済めばまだましで、「想定外の副作用が出る」という可能性もあります。

健康被害が出ても、公的な救済制度は使えない

国内で正規に処方された薬で副作用による健康被害が出た場合、国の「医薬品副作用被害救済制度」で医療費や年金などの給付を受けられます。

ところが、個人輸入した薬にはこの制度が適用されません。

Information

個人輸入した医薬品を使用して健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外になります。

参考:東京オンラインクリニック「薬の個人輸入について

つまり、何か起きたときの補償が無い状態で、自己責任で使い続けることになります。

副作用が出たら、普通の保険で病院にかかれるのか

「救済制度が使えない」と聞くと、病院にもかかれないのではと心配になるかもしれません。

体調不良や副作用の症状そのものを診察・治療してもらう分には、通常の健康保険を使えます。
保険が対象にしているのは「病気やケガの治療」であって、その原因が何だったかは基本的に問われないからです。

ただし問題は、医師が正確な診断をしづらいという点にあります。

何をどれだけ服用していたのかが分からず、しかもその薬の成分が表示通りかどうかも保証されていないため、原因の特定に時間がかかったり、対処が後手に回ったりする可能性があります。

そのため、「医薬品副作用被害救済制度」とは別の「正確な情報が無い状態で治療を受けることになる」という点も大きな問題です。

管理人
管理人

薬を飲んで何か起きても、誰も助けてくれないというのはなかなか怖いですね…。

薬の安全性とは別に、購入サイト自体のリスクもある

ここまでは薬そのもののリスクでしたが、購入するサイト自体にもリスクがあります。

個人輸入代行サイトの多くは海外の事業者が運営しており、なかには実態のない悪質なサイトも紛れています。

代金を支払っても商品が届かない、注文と違う商品が届くといったトラブルも報告されています。

悪質なサイトであれば、そこに入力した個人情報が適切に扱われる保証もありません。

クレジットカード情報や住所・氏名を入力した先がどこの誰が運営しているのかなども、日本の消費者保護のルールが及ばない場所にある以上、正確には分かりません。

薬の安全性、公的救済制度、そして購入サイトそのものの信頼性まで含めると、個人輸入で背負うリスクは想像以上に幅広いことが分かります。

ミノキシジル内服は、特に医師の管理が欠かせない

フィナステリド・デュタステリドに加えて、発毛効果を期待してミノキシジルの内服(タブレット)を個人輸入する人もいます。

ただしミノキシジルは、もともと高血圧の治療薬として開発された成分です。

血管を広げる作用があるため、血圧が正常な人でも動悸・むくみ・めまいなどが出ることがあります。

Information

日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では、ミノキシジル内服は最も低い推奨度である「D(行うべきではない)」に位置づけられています。さらに海外の研究(1,404名を対象にした調査)では、動悸・めまい・むくみといった循環器系の副作用が、それぞれ1%前後の頻度で報告されています。

参考:Your Doctor Media「ミノキシジル内服は危険?副作用の発現率と飲んではいけない人を解説

クリニックで処方を受ける場合は、血圧や心拍、むくみの有無を医師が定期的に確認しながら進めます。

個人輸入では、この血圧や心臓の状態をチェックする工程が丸ごと抜け落ちることになります。

フィナステリド・デュタステリド以上に、ミノキシジル内服は自己判断での個人輸入と相性が悪い薬だと言えます。

個人輸入とクリニック処方、リスク面をまとめると

ここまでの内容を、項目ごとに整理しました。

個人輸入クリニック処方
医師の診察無し有り
品質・成分の保証無し国内基準で確認済み
偽造薬の可能性あり(調査で約4割との報告)無し
健康被害時の公的救済対象外対象
副作用時の相談先無し処方した医師
購入先の信頼性海外事業者、実態不明な場合あり国内の医療機関

こうして並べると、個人輸入は「価格」以外のほぼすべての項目で、リスクを自分だけで背負う形になっていることが分かります。

実際の価格差はどれくらいか

ここまでリスクの話が中心でしたが、「安さ」自体は紛れもない事実です。

では、実際にどれくらいの価格差があるのでしょうか。

薬剤個人輸入(30錠あたりの月額目安)クリニックのオンライン処方(月額目安)
フィナステリド(1mg/日)500〜2,000円前後3,000円台〜
デュタステリド(0.5mg/日)2,900〜4,706円前後約1万円〜

さらに、100錠単位のような大容量パッケージでまとめ買いすると、1錠あたりの単価はもっと下がります。

クリニックのオンライン処方と比べると、フィナステリドで月々1,000〜3,500円程度、デュタステリドで月々5,000〜7,000円程度、個人輸入の方が安いことになります。

AGA治療は1〜2年で終わるものではなく、数年から人によっては生涯にわたって続けるケースも珍しくありません。

期間が長くなるほど、この月々の差額が大きくなっていくのも事実です。

安全と費用を両立する

個人輸入に頼らなくても、費用を抑える方法はあります。

  • クリニック処方のジェネリック医薬品を選ぶ(国内基準で品質確認済み)
  • オンライン診療を利用し、通院の手間・交通費を減らす
  • 無料カウンセリングで、自分に必要な薬・量を医師に相談する

無料カウンセリングでは、医師が薄毛の進行度や体質を確認したうえで、必要な薬の種類・量を判断してくれます。

持病や服用中の他の薬との飲み合わせも、その場で確認できます。

これは、個人輸入では誰も代わりにやってくれない工程です。

Information

AGA治療は自由診療(保険適用外)です。

管理人
管理人

結局、安さをとるか、安全をとるか…
ただし、この本質はAGAの治療です。
個人輸入で効果が出なくても相談先はありません。
AGAの治療という意味で、医師の診断の基続けていくのがお勧めです。
オンライン処方やジェネリック処方なら、安さと安全のいいとこどりができます。

よくある疑問

個人輸入は逮捕されることがある?

自分で使う目的であれば、個人輸入そのものは違法ではありません。

それだけで逮捕されることは基本的にありません。

ただし、輸入した薬を他人に売ったり譲ったりすると話は別です。

あくまで「自分一人が使う」という前提の上に成り立っているルールだと理解しておきましょう。

個人輸入していたことをクリニックに言うと怒られる?

正直に伝えた方が安全です。

医師は、これまで何をどれだけ服用してきたかを知らないと、正確な診断も薬の調整もできません。

咎められることを心配するより、これまでの服用状況を正確に伝えることの方が、今後の治療にとって重要です。

個人輸入からクリニック処方に切り替えるとき、注意することは?

今飲んでいる薬の名前・量・期間を、できるだけ正確にメモしてカウンセリングに持っていきましょう。

自己判断でいきなり服用をやめると、それまでの治療効果が失われる可能性もあります。

切り替えのタイミングや量の調整は、医師に相談しながら進めるのが安全です。

クリニックの「ジェネリック」と個人輸入の「ジェネリック」は同じもの?

同じ「ジェネリック医薬品」という言葉でも、クリニック処方と個人輸入では中身の保証がまったく違います。

クリニックで処方されるジェネリックは、日本国内で承認され、成分量・品質が確認された正規の医薬品です。

一方、個人輸入で届くジェネリックは、海外で製造された未承認の医薬品にあたり、成分量が表示通りかどうかを確認する手段がありません。

「ジェネリックだから安い」という理屈は共通していても、品質が保証されているかどうかはまったくの別問題だと考えておきましょう。

まとめ

AGA治療薬の個人輸入は、安いことが多いですがリスクは存在します。

偽造薬の可能性、品質保証の無さ、健康被害時に救済制度が使えないことは、価格の安さとは切り離して考える必要があります。

特にミノキシジル内服のように、医師による定期的な健康チェックが前提の薬は個人輸入との相性がよくありません。

安さだけで判断せず、まずは無料カウンセリングで実際の金額を確認してから、個人輸入とクリニック処方のどちらが自分に合うか判断しましょう。

管理人
管理人

このサイトではAGA治療についての様々な知識を記事にしています。
ぜひ参考にしてください。

参考記事

参考:DMMオンラインクリニック「医薬品の個人輸入や輸入代行は違法?偽造医薬品による健康被害やリスクについて
参考:東京オンラインクリニック「薬の個人輸入について
参考:厚生労働省「医薬品等の個人輸入について
参考:メディカルライフ「医薬品を販売する海外通販サイト(個人輸入代行サイト)の危険性
参考:Your Doctor Media「ミノキシジル内服は危険?副作用の発現率と飲んではいけない人を解説
参考:ヴィタリス製薬「デュタステリド最安値比較7選
参考:空詩堂「デュタステリド0.5mg 100錠×2箱

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