【1日35,000回】決断力が上がる3つの小さな習慣『効率化』

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💡 3秒で分かる結論:決断力は生まれつきの才能ではなく、小さな習慣で鍛えられます。

人は1日に35,000回以上、何かを決めていると言われています。

食べるもの、着るもの、メッセージを返すタイミング。

数えきれないほどの決断を、私たちは無意識のうちにこなしています。

それでも、いざ大事な場面になると決められない、という人は多いと思います。

決断力は生まれつきの才能ではなく、日々の小さな習慣で鍛えられるという研究があります。

今回は、今日から試せる3つの習慣を紹介します。

どうでもいい決断は「もう決めた」ことにする

スティーブ・ジョブズが、黒いタートルネックとジーンズを何年も着続けていたのは有名な話です。

理由は、服選びのような些細な決断に、脳のエネルギーを使いたくなかったからだと言われています。

脳が使える意思決定のエネルギーには限りがあり、決断を重ねるほど消耗していきます。これは心理学で「決断疲れ」と呼ばれる現象です。

心理学者バリー・シュワルツも、「よく考えて決断することにどれほどの労力が必要か、私たちは過小評価している」と指摘しています。

参考:Business Insider Japan「毎日同じ服を着ると生産性が上がる?…ジョブズの戦略を試してみた

管理人
管理人

「今日の服」を決めるだけでも、地味に脳を使っていたんですね。

とはいえ、服を固定すれば誰でも生産性が上がる、というほど単純な話でもないようです。

実際にBusiness Insider Japanの記者が1週間同じ服を試したところ、朝の準備は楽になったものの、「生産性が上がったというほどではなかった」と報告しています。研究者によると、決断力には睡眠や食事の影響も大きく、服装だけで解決できるものではないようです。まずは「どうでもいい決断」を1つか2つ、試しに固定してみる、くらいの気持ちで始めるのがよさそうです。

10秒以内に決める練習をする

服のような「固定できる決断」だけでなく、日々変わる決断についても鍛える方法があります。

脳内科医の加藤俊徳氏によると、決断を下すときに働いているのは、前頭葉にある「思考系」という部位です。

この思考系は、想像する・比較する・情報を選択する・決断を下す・挑戦する意欲を高める、という一連の働きを担当しているとされています。

つまり「決める」という行為は、脳の特定の部位が担当する一種の筋肉のようなもので、日常の中で比較・選択・決断をする機会を増やすほど鍛えられるという考え方です。

具体的には、こんな練習です。

  • 飲食店でメニューを30秒以内に決める
  • 翌日着る服をパッと選ぶ
  • 本の目次から読む場所を10秒以内に選ぶ

ポイントはタイマーを使うことと、1度決めたら迷わないことです。

参考:STUDY HACKER「『決断力』を身につけるには”この方法”が効く!脳科学者もおすすめする、決める力の育て方

よくある場面の判断基準を先に用意しておく

残り1つは、決断そのものではなく「決め方」を先に決めておく方法です。

明治大学教授の堀田秀吾氏によると、オランダのラドバウド大学でこんな実験が行われています。

参加者に4台の中古車の情報を見せ、「最も良い買い物(ベストバイ)」はどれかを選ばせます。

一方のグループには、性能・価格・状態などのデータをじっくり比較検討する時間を与えました。もう一方のグループには、その時間を与えず、代わりにパズルを解かせるなどして考える余裕を奪い、直感で選ばせました。

結果は、直感で選んだグループの方が正解率(約60%)が高く、じっくり考えたグループはほぼ運任せに近い正解率(約25%)だったそうです。

参考:STUDY HACKER「『決断力』を身につけるには”この方法”が効く!脳科学者もおすすめする、決める力の育て方

複雑な情報を扱う場面では、情報が多すぎることがかえって決断の精度を落とす、ということです。

だからこそ、よくある場面については、あらかじめ判断基準を用意しておくと、その場で迷わずに済みます。

例えば「1万円以上の買い物は一晩考える」「誘いを迷ったら受ける」のように、自分なりのルールを先に決めておくイメージです。

行動分析学でも、決断は「意志」の強さの問題ではなく「パターン」の問題として捉えられています。

参考:行動分析学のどうぐばこ「決断力の決定版!100年続く科学的根拠に基づいた方法で今日から決断力がぐんぐん育ちます

習慣として定着させる考え方については、こちらの記事にも通じるところがあります。

合わせて読みたい:「続けるか、やめるか」の判断基準という意味では、AGA治療をやめる判断基準について書いた記事もあります。

まとめ

  • どうでもいい決断は「もう決めた」ことにする: 決断疲れを防ぐ
  • 10秒以内に決める練習をする: 決断に関わる前頭葉を鍛える
  • よくある場面の判断基準を先に用意しておく: 情報過多による精度低下を防ぐ

決断力は、性格や才能の問題ではなく、練習で伸ばせるスキルです。

まずは今日、どうでもいい決断を1つ、あらかじめ決めてしまうことから始めてみてください。

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