「日焼け止めは毎日塗っているから、将来のシミは大丈夫」と思っていませんか。
実はその日焼け止め、塗る量や塗り直しのタイミングによって効果が大きく変わります。
「塗っている」ことと「効果が出ている」ことは、実はイコールではありません。
今回は、紫外線がシミになるまでの仕組みと、日焼け止めの落とし穴について整理してみます。
紫外線は、その場でシミにならない
太陽光線によって起こる肌の老化現象は「光老化」と呼ばれています。
紫外線に含まれるUVAは真皮にまで到達し、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。
紫外線を浴び続けて真皮へのダメージが蓄積すると、肌細胞が傷つき、メラニン色素をどんどん生成するようになります。
つまり今日の紫外線が、数年後のシミとして出てくる可能性がある、ということです。
参考:資生堂「シミ・シワ・そばかすが増えていく!? 紫外線がもたらす「光老化」を徹底解説」

「今すぐ焼けた感じがしないから大丈夫」ではなかったんですね…。地味に怖い話です。
「塗っているのに焼ける」人が見落としがちなこと
顔への日焼け止めの推奨量は「パール粒2個分(約2g)」です。
この量に対し、不足すると表示SPFの半分以下の効果しか得られない場合があります。
SPF50の商品を使っていても、塗る量が足りなければ実質SPF20程度の効果しか出ていない、ということが起こり得ます。
これを知って、自分の塗り方(私自身日焼けを気にしていたころ)を思い返してみると、正直パール粒2個分には全然足りていませんでした。
「白浮きが嫌だから薄く」という発想自体が、そもそも効果を半分捨てにいく行為だったわけです。
- 顔全体でパール粒2個分(約2g)が目安
- 額・鼻・両頬・あごの5点に置いてから均一に伸ばす
- 「薄く伸ばす」を意識しすぎると量が不足しやすい
参考:アイシークリニック上野院「日焼け止めの効果を正しく理解して紫外線から肌を守ろう」
塗り直しをしないと、効果は途中で切れる
日焼け止めは、2〜3時間おきに塗り直すのが理想です。
汗や水で落ちやすいため、こまめな塗り直しが必要になります。
朝1回塗って終わり、というケアでは、午後には効果がほとんど残っていない可能性があります。
参考:わかさクリニック「シミ予防のために、日焼け止めはしっかりと!」
窓際や車内は、意外と対策が抜けやすい
窓ガラス1枚でUVAをカットできるのは約30〜40%です。
残りの60〜70%は室内まで届いているということになります。
車のフロントガラスでも同様で、40%カットされても残りの60%はダイレクトに影響します。
ただし、直射日光が当たらない室内であれば日焼け止めは必須ではありません。
「屋外か屋内か」ではなく、「窓際・車内で日光が直接当たる時間が長いか」で考えると判断しやすそうです。
参考:肌のクリニック(高円寺院・麹町院)「室内や車内でも日焼け止めは使った方がいいの?」
できてしまったシミへの市販ケアの限界については、別記事にまとめています。
まとめ
- 紫外線ダメージは蓄積し、数年後のシミとして出てくることがある
- 顔への日焼け止めの目安はパール粒2個分。量が少ないと効果は半分以下になることも
- 2〜3時間おきの塗り直しが理想
- 窓ガラスはUVAを30〜40%しかカットできない。窓際・車内も対策の対象
- 「毎日塗っている」だけでは、効果が出ているとは限らない
日焼け止め自体を疑う前に、量と塗り直しの頻度を見直してみる価値はありそうです。
※私自身、最近は仕事の都合で日焼けが避けられないため、論外ではありますが…
この記事が、日焼けを避けたい方の助けになりましたら。
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