「最近寝不足が続いてるけど、AGA治療への影響はあるんだろうか」と気になったことはありませんか。
結論、睡眠不足はAGAの根本原因ではありませんが、進行を早める要因になり得ます。
成長ホルモンとの関係、実際の臨床データも交えて解説します。
深い眠りの直後に、成長ホルモンが分泌される

成長ホルモン(GH)は、入眠後60〜90分の最初の深い睡眠に集中して分泌されるとされています。
このホルモンは肝臓を刺激してIGF-1という物質を作らせ、毛包の幹細胞の分裂・増殖を促す働きを持っています。
慢性的な睡眠不足で深い睡眠が妨げられると、成長ホルモンの分泌が減り、髪の再生サイクルが滞ってしまう可能性があります。
参考:加藤紀文クリニック「睡眠不足はAGAを悪化させる?薄毛のメカニズムと治療効果を高める睡眠習慣の作り方」
睡眠不足が招く、もう1つの脱毛リスク
睡眠不足は、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増やすことも知られています。
コルチゾールが増えると、髪が成長期から休止期へ移行するスピードが速まり、休止期脱毛(テロジェン・エフルビウム)という抜け毛を引き起こすことがあります。
参考:加藤紀文クリニック「睡眠不足はAGAを悪化させる?薄毛のメカニズムと治療効果を高める睡眠習慣の作り方」

「睡眠不足の抜け毛」と「AGA」は別物、というのは覚えておきたいポイントですね。
446名を対象にした研究データ
実際の臨床データもあります。
446名の男性を対象にした症例対照研究では、総睡眠時間が6時間以下のグループで、重度のAGAとの関連性が有意に認められたと報告されています。
参考:加藤紀文クリニック「睡眠不足はAGAを悪化させる?薄毛のメカニズムと治療効果を高める睡眠習慣の作り方」
治療効果を高めるための睡眠習慣としては、次のようなことが挙げられています。
- 毎日同じ時刻に眠り、体内リズムを安定させる
- 就寝60〜90分前にはスマホ・PCの画面を閉じる
- 就寝1〜2時間前に入浴を済ませる
- 就寝前のアルコール・カフェインを避ける
- 起床後、朝日を浴びる(夜のメラトニン分泌にもつながる)
参考:加藤紀文クリニック「睡眠不足はAGAを悪化させる?薄毛のメカニズムと治療効果を高める睡眠習慣の作り方」

寝不足の翌日、髪に出る変化(実体験)
ここからは、私自身の実体験です。
私は普段6〜8時間ほど眠っているのですが、その半分以下しか眠れなかった日や、徹夜に近い状態が続いた翌日は、髪の状態がはっきり変わります。
具体的には、コシがなくなり、普段よりセットしにくくなります。
見た目にも、いつもより髪が薄く見えるように感じます。
1日寝不足だからといってAGAが進行するわけではないと思いますが、「今日は調子が悪い」と体感として分かるほどの差はあります。

睡眠時間が「普段の半分以下」というのが、自分にとっての1つの目安になっています。
食事・生活習慣全般については、こちらの記事でもまとめています。
まとめ
- 深い睡眠時に分泌される成長ホルモンが、髪の再生を支えている
- 睡眠不足はコルチゾール増加による休止期脱毛も引き起こしうる(AGAとは別メカニズム)
- 6時間以下の睡眠は、重度AGAとの関連が研究で示されている
睡眠は治療薬の代わりにはなりませんが、効果を後押しする土台にはなります。
今日はいつもより少しだけ早く、布団に入ってみませんか。



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