
ヒゲ脱毛を始めたんですが、施術後にポロポロ髭が抜ける「ポロ期」が来ません。
どうしたらいいでしょうか?
こういった声の参考になる記事を用意しました。
ヒゲ脱毛では、擦るだけでポロポロと髭が抜け落ちる「ポロ期」という期間があります。
多くの場合はこのポロ期が来てわかりやすく脱毛効果を実感できます。
ただ、中にはそれが来ない人も確かにいます。
まず質問に対しての結論ですが「大切なのはポロ期ではなく、脱毛そのものに効果が出ているか」です。
…とはいってもポロ期が来ないと不安ですよね。
それに私の経験上、正しく脱毛すればポロ期は来ることの方が多いはずです。
脱毛効果は非常に個人差があるのもわかりますが、それでもです。
そこでこの記事では、ポロ期が来ない原因や対策をまとめています。
一度対策できることがないかチェックしてみてください。

一つずつ確認していきましょう!
【ヒゲ脱毛失敗?】ポロ期が来ない時どうしたらいい?
ポロ期が来るタイミング
ポロ期が来るタイミングは施術後2~3週間後です。
施術直後はまだ抜けません。
ポロ期が来るタイミング
- 施術後2~3週間後
「施術」→「ダウンタイム」→「ポロ期」という流れです。
もし施術してまだ数日しか経っていないのなら、この後にポロ期が来る可能性があります。
ポロ期が来ない原因
施術後、日数が経ってもポロ期が来ないこともあり得ます。
その原因は人や状況によって様々ですが、以下の理由が考えられます。
ポロ期が来ない原因
- 施術回数が少ない
- 脱毛の種類・レーザー機器の違い
一般的には「施術回数が少ない」といわれることが多いようです。
脱毛は複数回行うものです。
施術を重ねるほど効果を実感しやすいため「施術回数が足りないから、まだ効果がわかりづらい」という状況は納得ができます。

何度か回数を重ねてからポロ期が来るようになった!
というケースもあるようです。
ですが経験を踏まえると、ポロ期が来ない原因で「回数以外に思い当たること」があります。
それは脱毛の種類とレーザー機器の種類です。

説明していきます!
まずは大前提。
「医療レーザー脱毛かどうか」です。
光脱毛は医療レーザーよりも効果が出にくいです。
そのため、光脱毛だとポロ期が来ない可能性もあります。
また、ニードル脱毛はその場で毛を抜くため、そもそもポロ期はありません。

ポロ期のお話は医療レーザー脱毛をしていることが前提です。
そして「レーザー機器の種類は何か」です。
いくつかある医療レーザー脱毛機器の中で、ヒゲ脱毛の定番はヤグレーザーです。
ただし、髭に対応したダイオードレーザーを使用する場合もあるようです。
私が初めて脱毛に行った皮膚科でもダイオードレーザーを使用しており、その時はポロ期は来ませんでした。
実は医療レーザーにも方式の違いがあって、ヤグレーザーは「熱破壊式」という方式の機器です。
対してダイオードレーザーは「蓄熱式」という方式のものが多いです。
そしてこの「熱破壊式」と「蓄熱式」ではレーザーで破壊する照射ターゲットが異なります。
これにより毛の抜け方に違いが出ます。
「蓄熱式」は「熱破壊式」に比べ、施術後に「髭がポロポロ抜ける現象が起こりにくい」という特徴があります。
もし施術の際に、ジェルを塗って機器を滑らせるようにレーザー照射していたらダイオードレーザーです。
詳細はゴリラクリニックの医療レーザー脱毛の種類とは?のページがすごくわかりやすいです。
まずご自身が行っているヒゲ脱毛の種類・レーザー機器を確認してください。
日数が経ってもポロ期が来ないときの確認事項
- 脱毛の種類(医療レーザー脱毛かどうか)
- レーザーの種類(ヤグレーザーかどうか)

ポロ期がわかりやすいのはヤグレーザーです。
ポロ期が来なくても効果が出ている場合もある
様々な人のレビューを見ていると、

明確なポロ期はわからなかったけど、回数を重ねるうちに髭が薄くなっていた!
という意見も確かにあります。
そのため「体質的にポロポロと抜けることはないが、ちゃんと効果は出ていた」というパターンもあるようです。
もし「医療レーザー脱毛」「ヤグレーザー」「なんなら出力も攻めてる」という人で、ポロ期が来ないのなら、そもそもポロ期が明確に出ない人なのかもしれません。
ポロ期が来ないときの対策
とはいえポロ期が来ないと不安なのも事実…
ここまでの内容も踏まえ、できる対策は、
ポロ期が来ないときの対策
- 脱毛の種類・レーザーの種類の確認
- 施術後2~3週間待つ
- クリニックで出力の相談をする
です。
巷でいわれているポロ期促進の肌ケアなどは、あんまり意味がないと思います。
抜ける時は抜けるし、抜けないときは抜けません。
というか保湿や日焼け予防は脱毛の基本で、やっていて当たり前と思った方がいいです。
また、レーザー出力については、ヤグレーザーならあまりないはずですが出力の設定が弱いという可能性はあり得ます。
「レーザーの出力を上げたらポロ期が来た」というケースもあるため、クリニックに相談してみてください。

出力の上げ過ぎは炎症のリスクも増すため、クリニックの判断の範囲内にしてください。
それでもポロ期が来ない場合
- まずは3~5回通ってみる
- ポロ期にとらわれず脱毛自体の効果が出ているかを確認する
- 違うクリニックに行く
それでもだめならポロ期は一旦忘れて、3~5回ほど通ってみましょう。
医療レーザー脱毛なら5回も通えばある程度の効果は実感できるはずです。
ポロ期はあくまでも過程の話です。
要は髭が薄くなれば目的達成です。
大切なのは「ポロ期が来るかどうか」ではなく「髭が薄くなっているかどうか」です。
ポロ期が来れば脱毛効果をわかりやすく実感できますが、ポロ期が来ない以上は比べて確認するしかありません。
記録写真を撮って見比べることが重要です。
逆に「機器も適切」「日数も経っている」「回数もこなしている」のに脱毛効果が感じられない場合は大人しくクリニックを変えたほうがいいです。
関連記事
・以下の記事ではヒゲ脱毛で効果を感じる「回数」や「期間」についてまとめています。
まとめ
ポロ期が来るタイミング
- 施術後2~3週間後
ポロ期が来ない原因
- 施術回数が少ない
- 脱毛の種類・レーザー機器の種類
ポロ期が来ないときの確認事項
- 脱毛の種類(医療レーザー脱毛かどうか)
- レーザーの種類(ヤグレーザーかどうか)
ポロ期が来ないときの対策
- 脱毛の種類・レーザーの種類の確認
- 施術後2~3週間待つ
- クリニックで出力の相談をする
- まずは3~5回通ってみる
- ポロ期にとらわれず脱毛自体の効果が出ているかを確認する
- 違うクリニックに行く
この記事ではポロ期が来ない原因や対策をお伝えしました。
「ポロ期が来ない!」という方は上記を確認しながら対策をとってみてください。
そもそも論になってしまいますが、脱毛で最も大切なのは脱毛効果そのものです。
ポロ期が来る来ない関係なく、そもそも薄くならないなら意味がありません。
せっかく勇気を出して脱毛に来たのに、全然効果が無いなんてもったいないです。
今回の相談者の方のように、ポロ期が来ないせいでわかりやすく脱毛効果が確認できない場合もあります。
そういった場合、「自分の受けている脱毛方法は適切か」など他のことで判断するしかありません。
まずは、しっかりと記録を取って脱毛効果がちゃんと出ているか確認しましょう。
この記事が少しでも参考になりましたら。
それでは。
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・この記事ではクリニック選びのポイント、クリニックでの私の体験談なども掲載していますので参考にしてみてください。
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