朝きちんと剃って出社したのに、上司から「なんで髭剃ってこないの」と怒られる。
濃い髭・青髭の体質だと、こういう理不尽、身に覚えがあるんじゃないでしょうか。
この記事は、剃っているのに「剃り忘れ」だと誤解されやすい、濃い髭の人向けに書いています。
ちなみに、会社が一律に「ヒゲ禁止」とすることは、実は違法になりうるとされています。
ただ、法律で守られていることと、この「誤解」が無くなることは、また別の話です。
※本ページにはアフィリエイト広告が含まれています。
実態調査:「禁止されていない」が半数以上

2023年に株式会社リンクスホールディングスが行った、働く男性295人を対象にした調査があります。
- 「生やすことは禁止されていない」56%(165人)
- 「禁止か分からないが、生やしている人はいない」21%(63人)
- 「禁止か分からないが、生やしている人はいる」12%(34人)
- 「生やすことは禁止されている」11%(33人)
明文化された「ヒゲ禁止」規定がある職場は、実は少数派ということになります。
一方で、「職場でヒゲについて何か言われた経験がある」人は20%(40人)という結果も出ています。
規定として明文化されていなくても、その場の空気や個人の指摘でヒゲが問題になるケースは一定数ある、ということです。
「ヒゲ禁止」は法律的にどこまで許されるのか
会社が服務規律として、服装・髪型のルールを定めること自体は違法ではありません。
接客業などで「顧客に不快感を与える身だしなみを禁止する」ルールも、それ自体は無効とはされていません。
ただし、「企業の円滑な運営上必要かつ合理的な範囲内」という制限があります。
過度な制約は、たとえ会社側であっても認められません。
実際に、ハイヤー会社が「ヒゲをそる」ことを勤務要領で定めていた事件(東京地裁・昭和55年)では、裁判所はこう解釈しました。
勤務要領で禁止されたひげは「無精ひげ」とか「異様、奇異なひげ」のみを指し、格別の不快感や反発感を生ぜしめない口ひげはそれに該当しない。
つまり「整えられたヒゲ」を一律に禁止することまでは認められにくい、という限定的な解釈です。
「ヒゲ=即NG」ではなく、「不潔・不快感を与えるヒゲはNG」というのが、法律の実際の線引きに近いようです。
法律で守られても、「誤解」までは防げない

ここからは私自身の話です。
正直なところ、「規定として禁止されているか」は、現場ではあまり関係ありませんでした。
冒頭で書いた「なんで髭剃ってこないの」も、就業規則の話ではなく、上司個人の誤解でした。
剃った直後から青く透けて見える体質だったので、傍目には「剃り忘れ」に見えていたんだと思います。
就職活動の面接でも、青髭が気になって受け答えに集中できなかったことがありました。
一番大事な場面で、ヒゲのことで頭が占領されるのは、けっこうしんどいものです。
振り返って気づいたのですが、会社で髭を注意してくる人は、決まって髭の薄い人でした。
本人に悪気はないんでしょうが、剃っても剃っても青みが残る体質のことは、なかなか理解されません。

規定違反ではなく「誤解」なので、就業規則を盾に反論しても、たぶん関係を悪くするだけなんですよね。
もし実際に指摘されたら、どうすればいいか
今まさに職場でヒゲについて何か言われている、という人もいると思います。
感情的に「それって違法では」と言い返すのは、正しくても関係をこじらせるだけなので、あまりおすすめしません。
まずは、社内に明文化された規定があるかどうかを確認してみてください。
規定がなく口頭での指摘だけなら、それは会社のルールというより個人の感想に近いケースも多いです。
そのうえで、「清潔感には気をつけている」ことを落ち着いて伝える、剃り方や整え方を見直してみる、といった実務的な対応が現実的です。
それでも改善されない、あるいは執拗な指摘が続いて困っている場合は、厚生労働省の「総合労働相談コーナー」という公的な窓口もあります。
全国378か所に設置されていて、予約不要・利用無料で、いじめ・嫌がらせを含む幅広い労働問題を相談できます。
「規則と戦う」より「ヒゲ脱毛」を選んだ理由
法律上、会社が理不尽にヒゲを禁止することは難しいとされています。
ただ、「法律的には問題ない」と「毎日気まずい思いをしなくて済む」は、全くの別問題だと感じています。
就業規則を盾に上司と戦って自分の権利を主張するより、誤解される原因そのもの、つまり「青髭」自体を無くしてしまう方が早いと考え、私はヒゲ脱毛を選びました。
青髭は剃り方の問題ではなく、毛穴の中に残った毛根が透けて見える仕組みによるものです。
この仕組み自体は、規則を変えても、上司に説明しても、剃り方を工夫しても、根本的には解決しません。
一方、毛量そのものを減らすヒゲ脱毛なら、透ける毛根自体が減っていくため、「剃っているのに剃っていないように見える」という誤解が根本的に起きにくくなります。
特に検討する価値がある人
- 剃っているのに「剃り忘れ」だと誤解されやすい
- 接客業・営業職など、身だしなみを日常的に気にする仕事についている
- 就活や転職活動を控えていて、面接で余計なことに気を取られたくない
- 上司や同僚に指摘されるたび、ストレスを感じている
ゴリラクリニックの特徴・料金・プランについては、以下の記事でまとめています。

まとめ
- 「ヒゲ禁止」を明文化している職場は少数派(11%)。会社が一律禁止することは法律上も難しいとされる
- ただし「職場でヒゲについて何か言われた経験」は20%と一定数ある
- 規則違反ではなく「誤解」による指摘は、就業規則を盾にしても解決しにくい
- 剃っても青く見える体質なら、誤解の原因自体を無くす脱毛も選択肢の一つ
「規則で禁止されていないから大丈夫」で終わらせず、自分が実際に困っているかどうかを基準に考えてみてください。
毎朝の指摘や面接での余計な緊張から解放されるだけでも、選ぶ価値はあると思います。
参考記事
参考:株式会社リンクスホールディングス「職場の身だしなみ規定について働く男性295人の実態を調査しました」
参考:弁護士ドットコムニュース「「黒髪以外NG」「ヒゲ、ツーブロック禁止」会社の身だしなみルール、厳しすぎない?」
参考:たくみ法律事務所「ひげ禁止は無効?会社は就業規則で従業員の身だしなみを制限できるか」
参考:厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」

コメント